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公開シナリオ無償の部

いずれもpixivにて公開中

COCを楽しむのであればぜひ。

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栄螺でございます
福田は、学生時代にはウォータースポーツ関係のサークルに所属しており、特にウィンドサーフィンを好んでいた。ベストシーズンである春と秋には、探索者のうち誰かを誘って九十九里浜や勝浦方面など千葉県の東海岸側へ小旅行に行っていたかもしれない。地元の証券会社に就職した後も連休中に波乗りに繰り出すなど仕事にもプライベートでも精力的な女性である事を知っている。肉食系女子でもあり、男女関係においても傍から見れば開放的過ぎて好色な節もある。
ただ、昼食会に招かれる一週間前に、ウインドサーフィン中に事故に遭った報せを受けていたかもしれない。それでも軽症で済んだと福田は言う。この昼食会も軽めの復帰祝いも兼ねてるようだ。

所要時間:テキストセッション4時間~5時間

推奨人数:4人程度

難易度 :キャラクターシート2枚は用意しておきたい

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徒歩8年の家

年度末が近い三月の中旬にて引っ越しのシーズン中。

現代日本、千葉県千葉市某所、千葉都市モノレールの沿線にある豊中不動産の店舗に探索者は訪れることになる。

「徒歩8年、築20分」の広告を見て来店したか、戸建て住宅にしては破格なので転居の参考がてらに来店したか、はたまた事故物件・晒し物件の情報を集めてソーシャルネットワークや写真投稿誌に揚げるなどの物好きか、いずれの動機にせよ探索者達は豊中不動産に入店するのである。

所要時間:テキストセッション5時間~6時間

推奨人数:4人程度

難易度 :キャラクターシート2枚は用意しておきたい

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にょき

舞台は現代日本、晩夏の午前中。探索者達は東京都板橋区内に在る、元脳神経外科医 郡山宗重の邸宅に招かれる。郡山曰く、「火急の案件につき協力を求む」とのことであり、招かれたのは彼の友人や弟子筋、主治医として自身や家族を診てもらった恩がある者、過去の事件で協力関係にあった者など様々である。

所要時間:テキストセッション5時間~6時間

推奨人数:4人程度

難易度 :キャラクターシート2枚は用意しておきたい

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屠龍無残録 ~遠野物語異聞~

当シナリオは灯影氏 著「芥川の龍『遠野物語』」の前日譚にあたり、江戸時代後期 文化13年(1816年)を舞台とする。

第十一代将軍 徳川家斉が治むる世にして文化13年(1816年)の初夏。陸奥南部藩領内、遠野 鍋倉城にて――当藩が盛岡藩と改める二年前のことである。南部藩10代目藩主 南部 利敬の命により、重臣が一人にして遠野を治むる八戸弥六郎(後に南部義堯)は探索者含む藩士らを鍋倉城 本丸に招聘し、以下のことを下すのである。
「上意により、お主らに猿ヶ石川沿岸 常堅寺周辺の視察を命ずる。此度は治水を検めよとのお達しである」と。
 探索者のほかに藩士たちもまた猿ヶ石川沿岸の諸地域を視察することになる中、大がかりな事業であると悟るのである。

所要時間:テキストセッション6時間~8時間

推奨人数:4人程度

難易度 :キャラクターシート2枚は用意しておきたい

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止メタゐバース

探索者として、志半ばにて斃れたかもしくは天寿を全うしたか、はたまた不幸にも一般人として生きて事故に見舞われたか――いずれにせよ、彼らは或る街のホテルロビーの一席にて目覚めるのである。違和感も同時に思えることだろう、初めて来る場所なのに見覚えがあると。

現代の何処か。死者には知る由もない。
ただ、『誰か』にとって都合のいい楽園なのかもしれない。

所要時間:テキストセッション5時間~6時間

推奨人数:4人程度

難易度 :ロスト探索者オンリーであるが、マゾゲー

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箱根路心中

・江戸期探索者用

時は、十代将軍徳川家治公が治むる世のこと。
天下の険と謳われる箱根路にて。西国から江戸に向かう貴方達は道中の濃霧にさいなまれる事と相成りし。
霧の向かふに在りし物は――。

 

・現代探索者用

時は現代、所は箱根の旧街道。
箱根湯本から旧街道を散策することになった貴方達は、突然の濃霧に苛まれることとなる。
温泉郷に至る脇道を求めるが――。


そして、時が交じる一里塚の前にて、貴方達は集い樹を斧打つ音を耳にすることだろう。

 

所要時間:テキストセッション10時間~12時間

推奨人数:4人程度

難易度 :クローズドであり、出目がよければ生き残れる

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